

2022SS新作。
自分で作るお財布。
「よく利用されるお支払い方法はなんですか?」
という質問を行える程に、多種多様な決済方法が溢れてきました。
現金でのお支払いはもちろん、クレジットカード、交通系ICカード、スマホ決済、バーコード決済――決済の仕組みが変わっていくにつれて、お財布の在り方も変わっていきます。 お財布屋としてある意味その最先端にいるからこそ、新しいカタチをいち早く提供していければと考えています。
今すぐに皆様お使いの財布に取って代わるということはないけれど、こうした新しい試みを行っていけるのもモノづくりをしている私達としても大変楽しみであり、使命でもあります。 今回皆様にご提供するのは、そうして生まれた新作です。
一製品としての利用はもちろん、ストラップと一緒に使えばバッグのように待ち運ぶことも。
バッグにつけてチャームのように、例えばお持ちのキーホルダーを引っ掛けてオリジナルさを出してみたり。
そんな少しの個性が、きっと楽しい。
スマートキーケースはこちらから。
フラグメントケースはこちらから。
コインケースはこちらから。
■新しい挑戦をすること
お財布を作っている企業としても一個人としても、
環境と生きるということは大きな命題となっています。
SDGs――持続可能な開発目標と呼ばれる世界中で達成しようとする目標に、大手のブランドが、企業が、率先して手を挙げていく。
私達はどうだろうか、今を生きるのに必死になっていないだろうか。もちろん必死であるべきだけど、だからといって今を疎かにしてはいけない。 企業としても、一人間としても、遺すことも考えて生きていきたい。そうやって先にも続く何かを遺せる人や企業でありたい。
それじゃあ、本革のお財布を作る私達には、何が出来るのか。
そう考えたときにすべき第一歩は、
革製品を作る者として、革を離れること。 皮は寒さを防ぐためのものとして始まり、長持ちするようにと皮は革にするための鞣(なめ)すという加工技術が生まれ、衣服や革製品として身の回りに溢れるようになりました。 そして今。長年の技術が積み重なって、新しい革といっても差し支えないほどの質感とともに登場しました。
使うものを1つエコに変えていくこと、まずはそこからだと考えています。 最近はじまった、エコトートの流れにしてもそうですが、環境に配慮した活動が、国としても、一個人としても広がっています。



